特別児童扶養手当(以下略、特児)を申請した結果について、
2019年5月17日に役所から電話がきました。

結果を先に書きますと
「本来は下りませんが、特別に1年だけOKです。」
ということでした。
なぜ特別に許可してもらえたのか、後ほど書きます。

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↑内容とは関係ありませんが、息抜きに最近の写真をちょくちょくはさみます!
4月30日 くろべ牧場、初めてソフトクリームをぱくぱく食べたよ!


特児を申請した我が家の状況


我が家のかわいい一人娘、ぴょこりんはダウン症です。
他の合併症はなく、療育手帳B(軽度)。
現在2歳で、知的障害は軽度と判定されています。
富山県に在住しています。

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↑5月1日、魚津水族館。千葉の兄と姪、とびび両親、主人も一緒。お魚いっぱい見たね!

申請するまでのプロセス


特児申請の経過について書いた日記はこちら
療育手帳を取得したときの日記はこちら

現在、私は親の会に所属していません
情報交換は、娘と年の近い、近隣のダウン仲間サークルを頼りにしています。
また、SNSでもダウン仲間とつながっていますが、富山県の方はあまりいなくて、他府県の状況をよくお伺いしています。
娘と年の近い近隣のダウン仲間は、まだ誰も特児を申請した人がいませんでした。
私と同じ自治体ではないこともあり、役所や病院で門前払いをくらった人もいます。
けれども、うちの場合は役所が特児申請に前向きだったことや、主治医が快く診断書を引き受けてくれたおかげで、申請することができました。
ダメ元でのチャレンジではありますが。

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↑5月14日 宇奈月のトロッコ電車の対岸

特児の申請の経過について、前回は発達検査待ちであることを書きましたが、
2歳を過ぎて、ようやく病院で発達検査をしてもらうことができました。

発達検査の内容は、療育手帳を取得するときに児童相談所で受けた検査と、似たようなものでした。
検査をしたのは、主治医ではなく専門家の方でした。
検査後、主治医に診断書を書いてもらうまでに、また1ヶ月半待ちました。

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↑5月16日 魚津水族館ふたたび!沖縄の叔母と。
もと保育士の叔母は、しつけについて色々教えてくださいました。


それからようやく診断書を受け取り、主治医からは
「知的障害は軽度という結果が出たので、申請は下りないかもしれません。」
と言われましたが、
せっかくなので申請するだけしてみますと答え、
翌日すぐ役所へ申請してきました。
申請が下りるか下りないかは、役所ではなく、県のほうで判断して結果が出ます。

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↑5月16日 魚津水族館。ぴょこりん!足、足!
現存する日本最古の水族館です。素朴だけど充実してて大好き。


特別に1年だけ下りた理由


申請から1ヶ月ちょっとたって、役所から電話がきました。

役所「特別児童扶養手当の申請についてですが、1年だけ下りました。
また、それについて県からの伝言がありますので、お伝えします。」

え?まさか下りたの?!
でも1年だけってなんだろう?ドキドキ

役所「本来であれば、知的障害が軽度の方には下りません。ですが、今回は診断書全体を見て、考慮した上で、特別に1年だけ認めることとなりました。」

説明はそこのところだけでした。

つまり、「知的障害以外で、診断書に書いてある他の部分を見て」特例が出たということなんですね。(同じことをしつこく2回書いてすみません)
さらに続きます。

役所「1年後に申請していただいても、また知的障害が軽度という診断でしたら、次はもう下りないということを、県から伝えてほしいとのことでした。」
役所「だから、来年もお医者さんが軽度ですよとおっしゃったら申請できないので、お医者さんとよく相談されたほうがいいですね。」

私「知的の判定ですが、じっさいは専門家が検査して、その結果を受けてから医者が判断します。
だから、事前に医者と相談というよりは、診断書が出ないと結果が分かりませんが、せっかくお金を払って診断書を作っても、軽度と書かれていたら、もう申請することはあきらめたほうがいいということですかね・・・」

役所「いえ、申請にチャレンジしてみること自体は、べつにいいんですよ」

いいんかい!
あくまで役所の方は前向き。
「今回だけですよ」というのは、県からの伝言を伝えたにすぎないようです。
1年だけでも下りたことにホッとしました。
チャレンジして良かったです。

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↑5月16日 魚津水族館。身長を測るところで立ってほしかったのですが、うまくいきませんでした。

あと、思ったのですが、
診断書に「合指症の手術」について書かれていたため、
「手術前後は母親が働けなかっただろう」という判断で「1年」なのかもしれません。想像ですが・・・

これだけ時間がかかりました


これは愚痴というより、個人的な記録なので、興味ない方はすっとばしてください。
富山県で同じような状況の方は、ご参考に。
●2018年10月 療育手帳B取得(ぴょこりん1歳8ヶ月)
その際、役所から特児の申請を案内してもらいました。
※富山県は、特児は療育手帳B(軽度)だけでは申請できません。「診断書」があってようやく申請できます。療育手帳Aや、身体障害者手帳があれば診断書を省略できる場合があるそうです。

●2018年10月 申請用紙取得
病院 定期受診の日、主治医に診断書を書いてもらう許可を得る

役所 特児の申請用紙をもらう

病院 診断書を依頼&書式を提出

●2019年2月末 病院で発達検査を受ける
2歳になったら発達検査を受けられるということで、それまで待ちました。

●2019年4月10日 主治医から診断書を受け取る

●2019年4月11日 役場へ特児申請

●2019年5月17日 特児の結果が県から下りる

という流れでした。

まあ、発達検査待ちが長かったけど、それがなくても結構手間だったので、気長にやらなくてはいけないようです。
となると、次回は早めに主治医に声をかけ、発達検査の予約は1、2ヶ月前、発達検査から診断書ができるまでを2ヶ月とで逆算して、12月初旬にはもう動いていないといけないのかな?

それも大事ですが、療育手帳の更新も忘れちゃいけないので、手帳やアプリのリマインダーに入れて、メモメモ!!ですね。

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↑5月12日 近くの山からの夕陽。昨年の夕陽はこちら









ぴょこりん一コマ劇場(写真版)




今日も元気にパトロール!4月、タンポポの咲く場所にて

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